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2014.04.15
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Column

千文字描書 #0 渡辺潤平

書き始めに

一千文字。原稿用紙、二枚と半分。
これぐらいの文字量で書かされる宿題が、子どもの頃とにかく苦手だった。
読書感想文とか、現場学習のレポートとか、冬休みの思い出とか。
書き始めるまでは憂鬱。いざ書き始めると、乗ってきたところでおしまい。
そんな中途半端なボリュームの文章を書くことに、
じつは、とてつもない快感を覚えることに気づかされたのは、
コピーライターという仕事について、三年目のことだった。
広告業界でいうところのボディコピー。
いわゆる商品やサービスの説明文を書くのが、とても得意だったんです、僕。
仕事の合間にちょこちょこと雑文を書くようになると、
やがて「本にしたい」という欲望が頭をもたげ始め、
数年間、悶々と考え続けているうちに、
リニューアルしたビー・エヌ・エヌ新社のサイトに文章を寄せてみないか。
と声をかけていただきました。
連載のタイトルとして真っ先に思いついたのが「千文字描書」というフレーズ。
描写ではなく、描書。言葉で描く、様々な人間模様。
千文字に収まらないこともあるかもしれません。
千文字に至らないこともあるかもしれません。
だいたい、月に一本。調子のいい時はもう一本。
それぐらいのペースで、書いていこうと思います。

 

渡辺潤平(わたなべ・じゅんぺい)
コピーライター。早稲田大学卒業後、博報堂入社。2007年に渡辺潤平社設立。最近の仕事に日経電子版「田中電子版」、ユニクロ「新・チノ、新・カーゴ」、進研ゼミ「進め、学び。」、みんなのテニスポータブル「全員修造!」など。カンヌ国際広告祭、TCC新人賞、日経広告賞などを受賞。

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