―思考の視覚化のためのビジュアルノートテイキング入門
インフォグラフィック・エディター櫻田氏が贈る、「スケッチノート」の解説書
スケッチノートは、1枚の紙に手描きで情報の全体像をグラフィカルに描き出すノート術。グラレコよりも難易度が低く、インフォグラフィックよりも温かく、図解よりも情報の濃度が高い、そして何より自由な情報可視化手法です。一人で思考を深める際に、あるいは情報を発信・共有する際に、テキストとイラストでノートテイキングするための手立てを、ソーシャル経済メディアNewsPicksのクリエイティブ統括者である著者がやさしく教えます。情報のインプットとアウトプットの質を高めたいビジネスパーソンにおすすめの一冊です。
ISBN:978-4-8025-1153-7
定価:本体2,000円+税
仕様:A5判変型/144ページ
発売日:2019年10月29日
著者:櫻田 潤
デザイン:中西要介、中澤耕平、田中佐季
目次
INTRODUCTION
なめらかな世界へ
情報表現を民主化する
本書の構成
スケッチノート事例集
PART 1 準備編
1-1 スケッチノートって何?
スケッチノートとは
インフォグラフィックやグラレコとの関係
インフォグラフィック
グラフィックレコーディング
スケッチノート
COLUMN インフォグラフィックとグラレコが出会う場所:「伝わる」から「感じる」へ
1-2 スケッチノートに期待できることと、その魅力
期待1 「考える」の習慣化
期待2 内省の機会
期待3 集中と心の安静
期待4 自分らしさの確率
期待5 人柄の発信
期待6 アイデアの引き出し・ネタ帳
期待7 インフォグラフィック/グラレコのトレーニング
スケッチノートの魅力とは?
魅力1 多様な要素
魅力2 多様なツール
魅力3 多様な作風
魅力4 多様な内容
3つの「I」を意識する
Inspiration(刺激)
Insight(考察)
Idea(ひらめき)
3つは連続するプロセス
PART 1まとめ
COLUMN ダークサイドに気をつけろ
PART 2 基礎編
2-1 何を描くの?
自分用と情報発信用
COLUMN インフォグラフィック制作に使う
COLUMN スライド制作に使う
2-2 スケッチノートの構造を知ろう
スケッチノートの基本構造
レイアウトの基本
定番①放射型
定番②タイムライン型
定番③ブロック型
目線の流れに気をつけよう
2-3 主要パーツの描き方
主要パーツ1:イラスト
人物イラスト
人物以外のイラスト
感情・概念の表現
イラストを描く心構え
主要パーツ2:文字
タイトル
装飾文字
主要パーツ3:図形
吹き出し
矢印
囲み
図解
共通パーツ
シグネチャ
ソース
2-4 描いてみよう
STEP1 題材選び
STEP2 情報集め
STEP3 内容絞り込み
STEP4 キャンバス選び
STEP5 ラフスケッチ
STEP6 清書
シェアする
コミュニティメンバーによる偏愛マップ
PART 2まとめ
COLUMN スケッチノートへの追い風
PART 3 実践編
3-1 スケッチノートの道具たち
アナログツール
デジタルツール
3-2 スケッチノート上達のコツ
コツ① 色
コツ② 構図
コツ③ 味
きっかけ① 印象に残るかを意識
きっかけ② ポートフォリオに並べたいかを意識
事例① 「アンディ・ウォーホルの先見性」
事例② 「ヒストリー・オブ・ジャック・ドーシー」
事例③ Movie Quotes『ソーシャル・ネットワーク』
PART 3まとめ
COLUMN どんな人と連携したいと思うか
おわりに:パワー・トゥ・ザ・ピープル
スケッチノートは寛容な表現
ビジュアルの力で世界を丸くする。
たのしいスケッチノート
―思考の視覚化のためのビジュアルノートテイキング入門
発売日:2019年10月29日
著者:櫻田 潤
デザイン:中西要介、中澤耕平、田中佐季
櫻田 潤(さくらだ じゅん)
東京生まれ。学習院大学経済学部卒。2010年に企業で働きながら、個人サイト「ビジュアルシンキング」を立ち上げ、インフォグラフィックに関する情報発信と制作を開始。2014年にインフォグラフィック・エディターとしてNewsPicksに参画。インフォグラフィックを用いた記事の編集・デザインを担当。2018年より、コミュニティ「ビジュアルシンキングラボ」主宰。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』ほか。
https://visualthinking.jp/
https://twitter.com/jun_saq