DESIGN COMPUTING CRAFT

売れるデザインのしくみ

トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン

デザインとは、芸術や美術とも違い、その「もの」の魅力を分かりやすく伝えるための1つのツールです。本書では、現役アートディレクターである著者が、デザイナーではない人でもデザインを正しく使えるようになるための「考え方」をお教えします。デザインってなんだか分からなくてやっかい、と思っている人や戦略的にデザインを使いこなしたいと思っている人のために、「デザインの正解」の導き方を紐解く1冊です。

ISBN:978-4-86100-632-6
定価:本体1,800円+税
仕様:256ページ/四六版

発売日:2009年10月09日

著者:ウジ トモコ

目次

Part1 売れるデザインのしくみを考える

 1 もう、ハズレのデザインを作っている暇はない?!

  検証! 間違った印象はこんなにダメージを与えてしまう
    急げ! リ・ブランディング。ダメCIは、坂道を転げ落ちる
         ̶機器メーカーのケース
    豊富なデザイン知識↓でも越えられない壁
         ̶ ̶コンサルタントのケース
    「マーケティング」と「デザイン」の間に溝を作っていないか 
    気付かないうちに、時代の溝にはまっていないか
         ̶ ̶ビューティーサロンのケース
    成分のよさをどうやって視覚的にマーケティングするのか
    女性ファンが多い人気サイトの共通点

  最小コスト、最短時間で作る、最強のデザイン戦略とは?
    思い切って過去を捨てよう! 悪癖発注&慣習が企業を蝕む
    現状分析と未来想定から作るデザイン戦略
    間違えられてはいけない対象は?
    ポジショニングをきちんと取るということは?
    情報化時代に適したデザインマーケティングの手法とは?

 2 はずれないデザイン戦略を探せ!

  デザイン戦略の「方位(direction)」を決める
    マークよりトンマナが重要?
    どっちを向いて歩く?
    技術力をきちんと魅せる 
    高い専門性や能力を魅せる
    センスを魅せる

  デザイン戦略の「角度(reach)」を決める
    ターゲットの角度とは? ターゲットの深さとは?
    ターゲットを広く取る
    ターゲットを深く、狭く取る

  デザイン戦略の「クラス(class)」を決める
    ものの価値を上げるマーケティングとは?
    既存の商品よりも価格を上げる
    既存のターゲットよりも、クラスアップした層を狙う
    共感を呼び、多くの人を引き付ける
    デイリー&カジュアルさの演出
    廉価と価値の演出

  デザイン戦略の「タイプ(type)」を決める
    デザインのタイプとは?
    センスよくというオーダー
    品質・信頼重視というオーダー
    企業価値重視というオーダー
    ダーゲットの好む世界観に、デザインを寄せる
    望まないターゲットを突き放す
    モチベーションを上げる、心を揺さぶる

  デザイン戦略の「テーマ(concept)」を決める
    テーマ(concept)を決めるために
    見えないものを魅せるための実践ワーク1
         (もの→ものへの置き換え) 
    見えないものを魅せるための実践ワーク2
         (もの→ことへの置き換え)
    見えないものを魅せるための実践ワーク3
         (もの→音への置き換え)
    見えないものを魅せるための実践ワーク4
         (もの→風景への置き換え)
    見えないものを魅せるための実践ワーク5
         (もの→色と形への置き換え)

  3 ポジショニングデザイン=トンマナ攻略のススメ

  マーケティングの視点を持つ
    席を取ってからコーヒーを買うのか、コーヒーを買ってから席を取るのか
    会議&ビッグプロジェクト化で大きく間違う企業のパターン
    なぜポジショニングデザインはぶれないのか
    勝者の戦略? 弱者の戦略? 
    ファーストワンかオンリーワンか(ニッチでもブランドになれ!) 
    ブランド上級者はみんなトンマナ使い
    トンマナで作れば、デザインはブランドマーケティング

Part2 売れるデザインのしくみを使う

 1 使える、実践デザイン戦略

  トーン・アンド・マナーの取扱説明書
    テストマーケティングを必要としない、無意識に訴える視覚(心理)戦略
    ポジショニング・マトリクスを作ってみよう

 2 実践、トーン・アンド・マナー ̶トーン・アンド・マナーを使う

  写真を使う
    コーヒーカップは、何を語る?
    ノーマルな写真って何? ノーマルでない写真って何?
    見えにくいものを、しっかり魅せるためには?
    誰のための写真? 何のための写真?

  グラフィックを使う
    写真から作った、グラフィックイメージ
    図形や線から作ったグラフィックイメージ
    タイポグラフィの可能性
    グラデーションやブラシを使う

  イラストやキャラクターを使う
    ピクトグラム・アイコンを使う
    イラストのトンマナ
    キャラクターを作る前に確認しておきたい、四つのトンマナ
    ツールやメディア展開が増えれば、印象は一層強くなる

  テクスチャーを使う
    テクスチャーとは?
    クラス感を上げるテクスチャー
    テクスチャーをブログスキンに利用する

  コントラストを使う
    コントラストとは?
    コントラストで見えるもの
    コントラストとレイアウトの切っても切れない関係
    トンマナとフォルムの切っても切れない関係

  ホワイトスペースを使う
    ホワイトスペースの力とは?
    ないがしろにされている? 日本のホワイトスペース
    ホワイトスペースと空いているスペースの差はこうして生まれる 
    ホワイトスペースを上手く使うには?

  フォントを使う
    フォント選びは、恋人選び?
    自分のイメージにぴったりのフォントってなんだろう
    本命を決めることの大切さ

 3 実践、トーン・アンド・マナー ̶デザインの印象を守る

  レギュレーションを守る
      デザインのレギュレーションとは?
    これからのデザイン戦略のために必要な、二つの大切なポイント
    あなたの会社のデザインレギュレーションは大丈夫?
    デザインのレギュレーションフォーマットを作ろう

  リサイズ時の決まりと注意
    どんな大きさで使っても同じ印象にする
    どんな背景を使っても同じ印象にする
    禁則を作る
    レギュレーションフォーマットしやすいデザインを作るコツ

  ツール展開・メディア展開時の決まりと注意
    RGBとCMYKの印象を揃えるには?
    ネットでも紙でも……印象の統一を
    使えるフォーマット展開(レターヘッド、ファックスレポート、プレゼンシート、ブログスキン)
    メディアニュートラル時代のデザインを考える

Appendix ポジショニングデザイン実践ワーク

著者プロフィール

ウジ トモコ

アートディレクター

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒
広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年ウジパブリシティー設立。
デザインを経営戦略として捉え、採用、販促、ブランディング等で飛躍的な効果を上げる「視覚マーケティング」の提唱者。
ビジュアルディレクターとして数多くの企業の新規事業開発、事業転換期のデザイン戦略を立案。視覚戦略を駆使したパフォーマンスの高いクリエイティブに定評がある。視覚マーケティングを軸にしたノンデザイナー向けデザインセミナーも多数開催。ちばデザイン塾(千葉工業大学主催)、日本マーケティング研究協会講師など。著書に『視覚マーケティングのススメ』(クロスメディア・パブリッシング)、『視覚マーケティング実践講座 ブログデザインで自分ブランドを魅せる』(インプレスジャパン)がある。

株式会社ウジパブリシティー代表
http://www.uji-publicity.com

売れるデザインのしくみ
トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン

ISBN:978-4-86100-632-6
定価:本体1,800円+税
仕様:256ページ/四六版

発売日:2009年10月09日

著者:ウジ トモコ

 

関連書籍
カテゴリー