DESIGN COMPUTING CRAFT

ミスマッチ

見えないユーザーを排除しない「インクルーシブ」なデザインへ

ビジネスとインクルージョン(包摂)は両立可能なのか?
元Microsoft、現在はGoogleで「包摂的なデザイン」をリードする著者が贈る、現在のプロダクト/サービスづくりには欠かせない視点をもたらす一冊。


デジタルプロダクトを中心に、より多くの人々がひとつの製品やサービスに触れるようになりました。それにより、身体的、心理的、文化的に対象ユーザーから排除されてしまう人々や、以前から実は排除されていた人々の存在が浮かび上がるようになってきています。
本書は、そうした多様なユーザーを見えなくしている慣習を捨て去り、インクルーシブなデザインをビジネスで実現させるための、経営者やデザイナーに向けたフレームワークを提供します。

思い込みのペルソナからあいまいなユーザー像を対象にデザインするのではなく、いかに個別のユーザーのために設計したプロダクトを、大勢のユーザーへとスケールさせていけばいいのか。「人々のために」ではなく、いかに「人々とともに」デザインしていくことが可能なのか。ユニバーサルデザイン、アクセシビリティ、そしてインクルーシブデザインの違いは何か?
モノやインターフェイス、そしてサービスを設計するときに、必ず心に留めておくべきインクルージョンへの指針を与えてくれるでしょう。

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「彼女は「インクルージョン」をイノベーションの源泉にする方法を私たちに示してくれている。より多くの人々のために素晴らしい製品を作りたいと願うあらゆる人にとって、重要な本である」
——— サティア・ナデラ(Microsoft CEO)

「人々が必要とするものとシリコンバレーのテクノロジストが人々に届けているものとの間に、根本的なミスマッチが生じてしまった。その原因は、テクノロジー業界の人々が、世界の人々を代表するサンプルとして "自分たち" を使っているからだ。キャットは、業界に共通するこの残念なバイアスに取り組むカギを握っていると、私は確信している」
——— ジョン・マエダ

ISBN:978-4-8025-1135-3
定価:本体2,300円+税
仕様:A5判/168ページ

発売日:2019年03月15日

著者:キャット・ホームズ
編集:ジョン・マエダ
翻訳:大野千鶴
デザイン:中山正成(APRIL FOOL Inc.)

著者プロフィール

キャット・ホームズ(Kat Holmes)
2014年から2017年まで、Microsoftでインクルーシブデザイン部門の主任ディレクターを務める。そのときに開発したデザインのツールキットは、『ファスト・カンパニー』誌から「デザイン思考と実践における根本的な革命である」と評され、実際にクーパーヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアムに導入されている。2017年には、同誌が選ぶ「最もクリエイティブなビジネスパーソン」のひとりとして彼女の名前が挙げられている。2018年からはGoogleに移り、世界で最も影響力のあるテクノロジーをインクルーシブに開発するべく精力的に活動を続けている。

目次

序文 | ジョン・マエダ
謝辞

1 インクルーシブへ、ようこそ
2 シャットインとシャットアウト
3 排除のサイクル
4 インクルーシブデザイナー
5 人々とともに、人々のために
6 マッチメイキング
7 標準などというものはない
8 愛と絆の物語
9 インクルージョンは未来をデザインする

参考文献
推薦図書
索引

ミスマッチ
見えないユーザーを排除しない「インクルーシブ」なデザインへ

ISBN:978-4-8025-1135-3
定価:本体2,300円+税
仕様:A5判/168ページ

発売日:2019年03月15日

著者:キャット・ホームズ
編集:ジョン・マエダ
翻訳:大野千鶴
デザイン:中山正成(APRIL FOOL Inc.)

 

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