本書は、日本初のProcessing解説書の改訂版です。デザイン/アートの現場での作品制作に特化したオープンソースのプログラミング環境である「Processing(プロセッシング)」について、その魅力的な世界を紹介するとともに、プログラミングを利用した造形の基礎について解説しています。※重版に伴い、オビのデザインを変えました。内容に変更はありません。 |
ISBN 978-4-86100-558-9
定価:3,570円(本体3,400円+税)
仕様:B5判/並製本/オールカラー/240ページ
著者:前川峻志、田中孝太郎
デザイン:森大志郎
発売日:2008年3月31日

「Processing(プロセッシング)」とは、デザイン/アートの現場での作品制作に特化した、オープンソースのプログラミング言語であり開発環境です。インタラクティブな作品制作に取り組むWebデザイナーやアーティスト、精美なビジュアルアートを描き出そうとしているグラフィックデザイナーや映像作家たちに、世界中で広く使われています。「プログラミングって難しそう...」と思っている方もきっと多くいるでしょうが、Processingでは瞬時に視覚的な実行結果が得られ、またもともと教育用に作られているということから、初心者でも数分の説明の後、独自のプログラムを書いてグラフィックを描き出すことが可能です。

■目次
chapter 1 | Introduction to Processing
1-1 Processingとは
1-2 Processingの歴史
1-3 プログラミングとは
1-4 プログラミングのリテラシー
chapter 2 |Basic Programming
2-1 Processingをインストールしよう
2-1-1 Windows版のインストール
2-1-2 MacOSX版のインストール
2-1-3 Processingのファイルとフォルダ構成
2-1-4 Processingのエディタ
2-1-5 Processingエディタの機能
2-2 プログラミングを始めよう
2-2-1 Examplesを実行してみる
2-2-2 プログラムを書いてみる
2-2-3 プログラムのエラーとバグ
2-2-4 プログラムのデバッグ
2-3 かたちを描く
2-3-1 size|画面のサイズを指定する
2-3-2 命令のルール
2-3-3 point、line|点と線を描く
2-3-4 rect、triangle、quad|多角形を描く
2-3-5 ellipse、arc|円と弧を描く
2-3-6 curve、bezier|曲線を描く
2-3-7 複雑な形を描く
2-4 色を使う
2-4-1 Processingでの色の扱い
2-4-2 colorMode|背景に色をつける
2-4-3 background|色を指定する
2-4-4 stroke、noStroke、strokeWeight|直線に色をつける
2-4-5 fill、noFill|塗りに色をつける
2-4-6 smooth|図形のエッジを滑らかにする
Build with Processing!|level1
2-5 計算と変数
2-5-1 数値と計算式
2-5-2 変数|データを納める入れ物
2-5-3 データ型
2-5-4 変数の宣言
2-5-5 変数への代入
2-5-6 変数を利用する
2-5-7 システム変数
2-5-8 color|色のデータ型
2-6 繰り返し(ループ)とランダム
2-6-1 for|ループ文
2-6-2 繰り返しを繰り返す
2-6-3 random|ランダムに決める
2-7 座標を変換する
2-7-1 translate|座標を移動させる
2-7-2 rotate|座標を回転させる
2-7-3 scale|座標の倍率を変える
2-7-4 pushMatrix、popMatrix|座標を戻す
Build with Processing!|level 2
2-8 条件と分岐
2-8-1 条件式
2-8-2 while|もうひとつのループ文
2-8-3 if〜else|条件分岐命令
2-8-4 switch〜case〜default|パターン振り分け
2-8-5 フラグ
2-9 画像や文字を使う
2-9-1 sketchデータフォルダにコピー
2-9-2 PImage|画像データのオブジェクト
2-9-3 image|画像を表示する
2-9-4 PImageオブジェクトを操作する
2-9-5 文字を描く
2-10 作品をつくる
2-10-1 パターンを模写してみよう
2-10-2 パターンとゆらぎ
2-10-3 数式によるパターン
2-10-4 作品を画像に保存する
2-10-5 作品をpdfに保存する
Build with Processing!|level 3
chapter 3 |Advanced Programming
3-1 より高度なプログラミングへ
3-1-1 プログラムの構造化
3-1-2 関数
3-1-3 setup|初期化関数
3-1-4 draw|メインループ関数
3-1-5 Processingの構造化プログラム
3-1-6 画面のリセット
3-2 動きを制御する
3-2-1 ローカル変数とグローバル変数
3-2-2 直線の動き
3-2-3 スピードを変える
3-2-4 円の動き
3-3 動きを変える
3-3-1 跳ね返る
3-3-2 床に落下する
3-3-3 ばねの動き
3-3-4 引力の動き
3-4 反応させる
3-4-1 プログラムの入力と出力
3-4-2 マウスポインタの位置を使う
3-4-3 動きの方向とスピード
3-4-4 マウスボタンを使う
3-4-5 キーボードを使う
3-5 配列を使う
3-5-1 配列
3-5-2 配列の使い方1|過去のデータを記録する
3-5-3 配列の使い方2|複数の動きを処理する
3-5-4 配列の使い方3|用意したデータを選ぶ
3-5-5 2次元のデータ構造
3-6 インタラクション
3-6-1 インタラクションとは
3-6-2 つかんで動かす
3-6-3 追いかける
3-6-4 力をためる
3-6-5 リモート・コントロール
3-7 作品を公開する
3-7-1 画像に記録する
3-7-2 pdfに保存する
3-7-3 ネットに公開する
3-7-4 アプリケーションに変換する
3-8 さらに高度な表現へ
3-8-1 ピクセル操作
3-8-2 3D座標
3-8-3 クラスを使う
3-8-4 ライブラリ
chapter 4 |Processing Work
4-1 step 01
4-1-1 点をランダムに動かす
4-1-2 何はともあれ、四角を表示して動かしてみる
4-1-3 より滑らかな動きに
4-1-4 四角をもっと表示する
4-1-5 四角の動作をマウスクリックで変化させる
4-1-6 円のかたちを表示
4-2 step 02
4-2-1 四角の集合で文字を表示
4-2-2 ひとつひとつを数値で指定
4-2-3 ビットマップのデータをProcessingで変換
4-2-4 保存した0と1のデータから文字の位置情報を取り出す
4-2-5 泡のような動きに
4-2-6 枝の生えた文字
4-2-7 新たなアイデア
4-3 step 03
4-3-1 Processingの速度テスト
4-3-2 複数文字の表示
4-3-3 電子メールからの文字の表示
4-3-4 そして、完成へ
4-3-5 Processingは他の言語につながる
4-3-6 アプリケーションのためのプロトタイプ
4-3-7 OSが違う相手とも、距離が離れている人たちともアイデアをやりとりできる
4-3-8 小さなプロセスから発展させていくこと
chapter 5 |Community
5-1 Processingコミュニティに参加しよう
5-2 Processingの外部コミュニティ
5-3 Processingの10人のヒーローたち
Appendix
1 Processingの主なエラーメッセージ
2 Processing機能拡張ライブラリ一覧
3 音声処理ライブラリEssを使用する
4 videoライブラリを使用するために
5 videoライブラリリファレンス(一部)
Index
Extra chapter
section01 Processing.jp短信
section02 日本の教育現場とProcessing
section03 d.v.dインタビュー
本書は、日本初のProcessing解説書の改訂版です。デザイン/アートの現場での作品制作に特化したオープンソースのプログラミング環境である「Processing(プロセッシング)」について、その魅力的な世界を紹介するとともに、プログラミングを利用した造形の基礎について解説しています。