著作権者の皆様へ

「Googleブック検索サービス和解」に関するお知らせ


先般よりGoogleとアメリカ作家組合及びアメリカ出版社協会会員者との和解につきまして、新聞等で報じられており、すでにご存知の方も多いかと思いますが、改めまして著作権者の皆様に状況をご説明するとともに、当社としての考え方をお伝えいたします。


■Googleのブック検索サービス和解について

Googleのブック検索とは、アメリカのGoogleが提供しているサービスで、世界中の書籍をデジタル化(スキャン)してサーバに蓄積しておき、ユーザーが全文検索したり、許諾の有無に応じて全文表示や数行の抜粋表示をみることができるものです。

これに対し、図書館等の蔵書を著作権者の許諾なしにスキャンし、利用したのは著作権侵害だとして、米国の著作者団体・米出版者協会などがGoogleを提訴。訴訟は昨年10月28日に和解に至り、今後、正式承認、効力が発生する見通しです。

■和解の対象者

2009年1月5日以前に出版/頒布された書籍やその挿入物に著作権法上の権利を有する、すべての著作者、出版社、それらの権利継承者が和解の対象者です。
この訴訟がクラスアクション(集団訴訟)と認定されたため、和解の効力はアメリカで著作権を持つすべての書籍と権利者に及ぶこととなりました。さらに、著作権の国際条約「ベルヌ条約」により、日本の著作権者や出版社にも影響が及ぶこととなりました。

■権利者がとることのできる選択肢

1)和解に参加する
和解に参加すると、著作権者の許諾なしにGoogleがデジタル化を行った書籍の補償金の受け取りや、著作物の利用の許諾や利用範囲について決定することができます。2009年9月4日までに何らの通知も行わなければ自動的に和解参加となります。

2)和解条件について異議申し立てをする
2009年9月4日までに、和解条件についてアメリカの裁判所に対して異議を申し立てることができます。

3)和解に参加しない
和解への参加を拒否することによって、Googleや参加図書館への新たな訴訟提起や抗議を行うことができます。2009年9月4日までにGoogleに通知する必要があります。

和解案の全文など、詳しい情報は下記サイトをご覧下さい。

Googleブック検索和解管理サイト:
http://books.Google.com/booksrightsholders/

■当社の対応方針

当社としましては「和解へ参加」し、著作物の利用範囲の決定や、補償金の請求など必要な手続きを進める予定です。著作権者の皆様が当社と対応を同じくしていただける場合はご連絡いただく必要はございませんが、個別の御対応をお考えでしたら下記の当社「Googleブック検索和解」対応窓口または担当編集者までお知らせ下さい。


■「Googleブック検索和解」対応窓口
FAX:03-5543-3108
e-mail:houmu@bnn.co.jp

和解の対象には当社の前身であるビー・エヌ・エヌの書籍も含まれております。著作権者さまは上記「 Googleブック検索和解」対応窓口までご連絡下さい。


2009年8月
株式会社 ビー・エヌ・エヌ新社