ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論
情報技術の発展にともない、ハードウェア、ソフトウェア、そしてインターネットはますます融け合い、それによって新しい世界の姿が現れつつあります。こうした世界においては、これまでのものづくりとは違う、設計のための新たな発想とロジックが必要です。
本書は、インターフェイス/インタラクションデザイン研究における気鋭の若手研究者、渡邊恵太氏の初の著書です。これからのものづくりのための最重要キーワード「自己帰属感」を軸に、情報を中心とした設計の発想手法を解き明かします。デザイナーやエンジニア、そしてUXやIoTの本質を掴みたい人に、是非読んでいただきたい一冊です。
ISBN:978-4-86100-938-9
定価:本体2,400円+税
仕様:A5判/240ページ
発売日:2015年01月21日
著者:渡邊恵太
目次
はじめに――融けてゆく世界
第1章 Macintoshは心理学者が設計している 第2章 インターフェイスとは何か 第3章 情報の身体化――透明性から自己帰属感へ 第4章 情報の道具化――インターネット前提の道具のあり方 第5章 情報の環境化――インタラクションデザインの基礎 第6章 デザインの現象学 第7章 メディア設計からインターフェイスへ あとがき |
本書で紹介している事例へのリンク集
VisualHaptics
http://www.persistent.org/VisualHapticsWeb.html
味ペン
http://www.persistent.org/ajipen.html
CursorCamouflage
http://www.persistent.org/cursorcamouflage.html
smoon
http://www.persistent.org/smoon.html
Integlass
http://high-awareness.org/products/integlass/integlass.html
LengthPrinter
http://www.persistent.org/lenghtprinter.html
CastOven
http://www.persistent.org/castoven.html
TextureWorld
https://www.youtube.com/watch?v=drW9p0lz20Q
融けるデザイン
ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論
発売日:2015年01月21日
著者:渡邊恵太
1981年東京生まれ。博士(政策・メディア)。インタラクションの研究者。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法の研究に従事。2009年慶應義塾大学 政策メディア研究科博士課程修了。2010年よりJST ERATO 五十嵐デザインインタフェースプロジェクト研究員。東京藝術大学非常勤講師兼任を経て2013年4月より明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師。Cidre Interaction Design株式会社 代表取締役社長。