日々の政治 - ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化
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日々の政治
ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化

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¥2,640 (税込み)

Description

サービスデザインとサステナブルデザインの世界的リーダー エツィオ・マンズィーニ、待望の初邦訳。

伝統が消滅し、これまで人々の生活を導いていた慣習が消えつつある現在は、誰もが自分の人生(=ライフプロジェクト)を自分自身で選択しなければならなくなりました。つまり、自分の日常や人生の筋書きを、自分でデザインすることになったのです。デザインするということは常に価値の選択であり、意思決定であり、すなわち「政治」です。本書で著者は、そうした政治(政策)を「プロジェクト中心民主主義」という視点で捉えることで、自分がいる場所(ローカル)から世界を変えるソーシャルイノベーションを説きます。そして、私たち一般の市民がいかにデザイン能力を伸ばし、「デザイン文化」として根付かせ、より大きな政治・社会変革に関与しうるのか、その道筋を示します。

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→試し読み:訳者解説

ISBN:978-4-8025-1178-0
定価:本体2,400円+税
仕様:A5判変型/228ページ
発売日:2020年09月23日
著者:エツィオ・マンズィーニ
翻訳:安西洋之 、 八重樫文
デザイン:voids

Profile

エツィオ・マンズィーニ
20年以上にわたり持続可能性のためのデザインの領域に携わる。近年は、持続可能な変化の主要な推進力となるソーシャルイノベーションに焦点を当てている。この観点からDESIS(http://www.desisnetwork.org)を開始し、デザインスクールの国際的なネットワーク、ソーシャルイノベーションおよび持続可能性のためのデザインの領域で活動している。
現在は、デザインとエンジニアリングの学校ELISAVA(バルセロナ)の特別教授、ミラノ工科大学の名誉教授、同済大学(上海)と江南大学(無錫)の客員教授を務めている。ミラノ工科大学では、持続可能性のためのデザインへの継続的な関与に加え、戦略的デザインやサービスデザインなどさまざまな分野でデザインの可能性を探求し、推進を続けている。
本書の前著となる『Design, When Everybody Designs. An Introductionto Design for Social Innovation』(MIT Press、2015年)は現在7カ国語に翻訳されている。

Contents

用語解説(八重樫 文)

第1章 軽いコミュニティ:液状的世界における社会形態
流動性/開放性/軽さ

第2章 ライフプロジェクト:自律と協働
プロジェクトをつくる/探究する/コラボレーションする

第3章 日々の生活の政治:デザイン行動主義と変化のある常態
行動する/限界を超える/変貌する

第4章 プロジェクト中心の民主主義:アイデアと、プロジェクトのエコシステム
公共財をつくり出す/実験する/参加する

あとがき:デザインの専門家と、デザイン能力の普及へ

(ポストCOVID-19時代における)日本語版へのあとがき

訳者解説(安西 洋之)

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